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週刊峰農園 第12号

令和7年5月21日(水)

新玉葱の出荷開始について


第12号では新玉葱の出荷開始について配信致します。夜分の配信失礼します。なんとか間に合いました。。





昨年9月に種蒔きを行い早8ヶ月、当園の新玉葱が上がってまいりました。品種は2種類、茶玉葱と赤玉葱です。皆様は新玉葱や新じゃがいもといった野菜が '新' と呼ばれるのかをご存知でしょうか? 気がついた頃には '新' がはずれて玉葱やじゃがいもと表記が変わっていたりと、、簡単にご説明させて頂きます。新がつく野菜はシーズン(旬)の早々に出荷されるものを指します。通年スーパーで見かける玉葱やじゃがいもは収穫後に乾燥させ貯蔵へと回り、その後ゆっくりと歳月をかけて出荷されます。その為、収穫後直ちに出荷される新物は水分量が多く柔らかい、みずみずしいといった特徴があります。



なんといっても新玉葱は真っ白で、皮が薄く水分が多い、辛みが少ないため、生食にも向いています。


玉葱の収穫タイミングは玉葱が教えてくれます。本来は葉がピッしと立っておりますが、収穫どきになると力尽きた様にパタっと写真の様に倒れます↓。



「収穫してくれ〜」と言わんばかりの倒れ様です。

収穫は葉を握って上へグッと持ち上げれば完了です。葉と根を切り落とし出荷となります。


今年の玉葱はかなりの時間をかけて雑草取りなどを行なったことが報われ過去一番の出来でした。ただ実は、今年は初めての品種も実験として栽培しており3品種の出荷予定でした。ですが出荷を目前に控えた3月に病気にかかってしまい全滅してしまいました。玉数は約2,000玉程、、だいぶ凹みましたね。病気発症後に早期の対応ができたので幸いにも1品種のみの犠牲ですみました。


写真の様に↓葉元が黄色くベチョっと腐っていってしまう病気です。


失敗をし翌年の栽培に活かせればと、無理やり自分を煽て残りの2品種に向き合うことにしました。玉葱は万能野菜のとも言われる程の人気野菜で、多くの方々から玉葱はある?との声をたくさん頂いておりました。旬の野菜作りをしている当園はこの時期にしか玉葱の出荷が出来ない旨をお伝えしていたこともあり今回出荷が無事開始したことで安堵が非常に大きいのが本音であります。また、僕も早速自宅で新玉を食しましたが、とても美味しくて、こそこそと日々持ち帰っています。


僕のおすすめの食し方は、丸々1個の玉葱に切れ込みを大体8等分に入れ、少量のバターを乗っけてレンジでチン。塩をサッとフってバクバク食べる。これに尽きます。

↓自分の写真が無かった為、ネットから拾ってきました。バターが少し多いい気がしますが、、これです。。



是非、旬のこの時期にしか食せない新玉葱をお買い求め下さい。


以上、来週も野菜のことについて配信予定です。


それでは第12号、こちらで失礼致します。

また来週をお楽しみに。


園主 峰尾昂征





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